今朝の富良野は-16℃。…ちょっと早い気がします。昨日の朝除雪した敷地もまた結構積もっていて。実に富良野らしい冬が訪れていますが、個人的には少し早い気がするなぁ。-16℃とか、1月の気温のように思うんですけどね。地球温暖化が言われている中なので、当たり前のように冬が寒いのはいいことのようにも思えるし、少雪は富良野にとっては芳しくないことなので、ちゃんと雪が降るのもいいことですが…。やっぱり冬の暮らしはゆるくないですね。
秋の改装も終わり、先日ぶどうの木に雪をかぶせに行って農作業も終わり、いよいよ絵描きも本番です!まぁ、本職なのでそれが当たり前なのですが。絵・農・宿の3本足打法試行中にて、なかなか1本を集中するのは難しい。でも、他のことが片付いてきて、ここでやらなきゃいつやるの⁉って具合に一生懸命進めています。途中経過では、名所さっぽろ百景は190枚到達、名所ふらの百景は現時点83枚、今井町三十景は、現在は25枚ですが、おそらく38枚で完結見込みで、今完結に向けて取り組んでいる最中です。あらためて、集中できる時間って大切。それをいかに確保するかがある意味「画業のコツ」と言えるかも。絵の技術はもとより一番大切なことではあっても、その周りにあるものが実は地味に大切なことだと最近は実感します。絵を集中して描くために、体調も管理し、金銭もきちんと管理し、あらゆる意味で生活環境をきちんと整えること。そうしたことがひいてはいい絵を描くことにつながると思います。真面目すぎますかね。でも、集中するのって本当に大変だから。
昔の退廃的な作家たちのように、夜飲んだくれて借金だらけで自堕落で、とか、そんな環境で集中して絵を描き続けるって、逆にホントすごいことだと思います。はい、絵描きとしては当方はあんまりおもしろくないかもしれませんね。とにかく、一枚でも多くいい絵が描けるように、日々精進あるのみです!