あの暑かった夏はどこへやら。朝晩すっかり涼しくなり、うっかりするとゾクッとするくらい気候がガラリと変わった富良野です。農作業は片付けや来季への準備などをしていますが、少しずつやることが減ってきました。これこそがシーズン終了の兆しです。とは言え、今年5月に植えたぶどうはもう少し気温が下がってからすることがあるのでまったく気を抜くことは出来ませんが。ともかく日々の流れがとても緩やかになりつつあります。これが秋です。来るべき冬に向けての準備期間。こののんびりとした穏やかな秋の時間が大好きです。今日は来シーズンの薪のために近所の滝里ダムで配布している流木をもらいに行ってきます。あと、宿の洗面所の改装の続きをしようかな。今までは作物を見るため目を下に遣りがちだったけど、広い空の下、視線を少し上げ、日々遠くの山々が色付いていくのを見渡すことにしよう。富良野は美しい紅葉の季節を迎え、そして冬へと移り変わっていきます。