絵を描く日々

真っ白になった富良野の雪景色に、自分の目も身体も冬モードになりました。薪ストーブを焚いて、この時期だけしか味わえないスローで贅沢な時間を過ごしています。宿業(フラノシェッズ)の予約は年明けにぽつぽつといった具合で、今は依頼されている絵をはじめ、名所ふらの百景、名所さっぽろ百景、それに先日三重県の実家に里帰りした足で取材してきた奈良県橿原市の今井町の三十景と、自分企画の作品の制作に励んでいます。振り返ればこの時期がもっとも大切にしなくてはいけない時間。農作業が始まれば慌ただしくなってとてもこんな時間は持てないですから。そう思ってはいても、気が付いたら過ぎちゃっているんだよなぁ。雪に閉ざされる冬は、寒いですがいいものです。部屋を暖かくして、今日も制作に勤しみます。