富良野はすっかり雪景色。暖かい秋だなぁと思っていたのですが、季節はちゃんと巡るものです。この時期は本当に日が短くて、日の出が7時前、夕方は4時でもう暗い。寒いので(先日は最低気温-21℃)家の中に閉じこもりがちになります。でも、こういう時期こそチャンスで、せっせと絵の仕事をしています。頼まれたものもあれば、自分が好きで描いているものも。農作業ももうないし、冬支度としての大工仕事も終わり、思う存分制作できるという極めて贅沢な日々。こうした時間をさぼってちゃダメなんですよね。のんびりできるんですが、そこは自覚を持ってしっかり励む。それがきっと自力を付けてくれて、未来を作ってくれると信じています。自分で自分の尻を叩かなくてはいけません。早朝と、絵描きがひと段落した夕方には名所さっぽろ百景の文章も書き始めました。約160の名所がありますからそう簡単には終わりませんが、一日数か所でも書いていけばいずれは終わります。書籍として刊行できる時を思いながら、コツコツと制作に取り組みます。