膨らむ秋の愉しみ

ただ今22時を回ったところです。屋根を叩く雨音が静かな家に響く夜。しっとりとした夜です。秋が、夏と入れ替わって、確かにその訪れをそばに感じます。一日中絵を描いています。夏の疲れはいかんともしがたく身体を重くしますが、少しずつでも描き、進み、そのうちに身体が絵を描くリズムになじんでいくのを待ちます。

この時期になると、決まって家や宿(シェッズ)をもっとこうしよう、こうしたいという思いが湧いてきます。泣いても笑っても10月で農作業もほぼ終わり。11月は「フリーダム・ノベンバー(自由な11月)」。もはややりたいことがいっぱい浮かんできます。あれをこうしよう、とか、これをああしよう、とか、ぼんやり思い浮かべる愉しさ。時間をたくさん作らなきゃ。家も宿も、より良く。もっと丁寧な暮らしができるよう、身の回りの環境を少しずつ整えたいと思います。

でも、秋になるとみんなこんな風に思うのかなぁ。