今季のアスパラマラソンもゴールへ

 6月も中盤を過ぎ、収穫するアスパラの面積もちょっとずつ減ってきて、作業の負荷も軽くなってきた今日この頃です。5月6月はアスパラで忙しいのが目に見えているから、出来るだけ仕事を入れないように心がけていました。例えば宿(フラノシェッズ)は2か月まるまる予約をブロックしていわば休業状態にしてあったり。でも、意外とイベントが入ったりするもので、この前は東京のIT企業の4名様が、いわゆる「農泊」(農作業体験付き宿泊)とワーケーションを兼ねた3泊4日の滞在をされ、また『利尻島から流れ流れて本屋になった』(寿郎社刊)の著者である現役三省堂書店の社員・工藤志昇さんが2泊3日で農作業を手伝いに来てくれたり。さらに、その工藤さんの取り計らいにより、6月11日から7月9日まで工藤さんお勤めの三省堂書店札幌ステラプレイス店にて、「長岡屋と富良野を愛するゆかいな仲間たち」という活版印刷と風景画、それに富良野をフィーチャーするフェアをしたり。そうそう、20数年ぶりに高校時代の悪友たちも富良野を訪ねてきたんだった。そういうさまざまなイベントを一つずつ乗り越えてここまで来ました。もう個人で依頼されているアスパラの注文もなく、ふるさと納税の返礼品としてのアスパラも受付期間を終え、あとは取れたら市場に持っていくだけ。6月20日を過ぎたらもういつ終わりにしてもいい感じです。そして、15日を過ぎたのでこれから絵描き期間に。この前取材にも行ってきて、今月も「ふらの百景」の4枚を描く準備も万端。いつでも画家の本分は忘れずに、たゆまずに描きます。

 ほぼ毎日、早朝と午後2時過ぎのアスパラの収穫をずっとつづけて、やっとそれも終わりを迎えます。終わったら、ゆっくりするぞ!温泉に浸かりたーい‼