当方これまで絵画のコンクールにはまったく出したことがありませんでした(実は、小説の賞には応募したことがあります。旅行記でしたが)。絵画界の中では異端であるという自覚があり、また絵画の評価はそもそも非常にしづらいものですので、審査を受けるのもどうかという思いがありました。ところが、友人がこのコンクールへの参加を勧めてくれたのです。「イマイさんの絵がカレンダーになったらいいと思うんだ」。こう言われたらこれはいっちょやったろかということになるわけです。声をかけてくれたのは秋のことでしたので、すぐ描きに出ました。コンクールのテーマは「旭川近郊の風景」。まさに日頃のテーマそのものです。油彩・水彩どちらでもOKで、サイズは油彩サイズのF10。もちろん普段通り水彩で臨みます。日常描いているサイズよりも大きいですが、腕まくりして、爽やかな風に吹かれながら富良野の実りの秋を描きました。それからかれこれ9か月もこつこつと絵に手入れをし、ようやく昨日完成とし、今日提出してきたというわけです。やっぱりコンクールに出すというのは少々気持ちの入りが異なるもので、手を離れるまでいつも頭の片隅にこのことがあってどこか落ち着きませんでした。でも、もう手を離れたので、後は運を天に任せて吉報を待つことにします。結果は9月初旬と聞いています。結果はどうあれ、またご報告したいと思います。イマイの力試し、果たして結果はいかに⁉