富良野市郷土研究会の研修会へ

当方、富良野市郷土研究会に入っておりまして、研修会は毎年恒例なのですが、昨日始めて参加しました。今回の研修会は旭川。順に旭川兵村記念館、高砂酒造、北海道立美術館と見学してきました。兵村記念館は旭川神社の同敷地内にあり、館長は旭川神社の宮司である芦原高穂さん。曾祖父から3代続く宮司さんで、地元の歴史を受け継ぐ方。我々の見学のガイドをしてくださったのですが、その語り、熱意、そして情報量がすごい。1時間があっという間に過ぎました。惜しい。もっと聞いていたかった。近隣と言っていい富良野に住んでいながら旭川の歴史はほとんど知らず、今回本当に理解が深まりました。高砂酒造では、ガイドの山口さんがこれまた丁寧に日本酒が出来るまでの工程を工場内で詳しく案内してくださり、仕込みから瓶詰めまでの工程や、味にとって重要な水についてなど、多くのお話をいただきました(お酒と甘酒の試飲付き!)。共に、ガイドのありがたさとその熱意によってツアーがいかに豊かなものになるのかということを体感しました。最後に道立美術館で開催中の北斎展を見学して富良野に帰ってきました。お天気も良く、のんびりバスに揺られて行く小旅行は楽しく有意義なものでした。郷土の歴史を知ることはとても大切ですし、マチを描く絵描きとしても歴史を知らずに表層だけを描くだけでは作品も薄っぺらなものになります。今後も郷土研究会の一員として、富良野の歴史の勉強に努めていこうと思います。